-
秋田駅前「産直市場」で夏の郷土料理
0今年の春(2011)、秋田駅ビル「トピコ」一階にオープンした「秋田駅前産直市場・みんなのやさい畑」から、夏の郷土料理二点を紹介。まずは、当ブログでは「赤ずし」と記述してきた、餅米の漬物「赤漬け」、別名「赤ずし」「盆ずし」「けいとまま」「赤まんま」「赤もの」など。伝統どおりの素材と製法で、さっばりとした風味もなかなかだが、馬口労町の草市に出店していた家が造る、赤紫蘇の塩漬け、胡瓜の古漬のほかに、ミョウガ...
-
『なんでも寒天で固める国、秋田』と「あさづけ」
9月12日の午前中から、当ブログへの検索キーワードのうち「秋田 あさづけ」の件数が急上昇、どうやら「@nifty:デイリーポータルZ」の「なんでも寒天で固める国、秋田」(全3ページ)という記事が原因らしく、県北出身の記者は「あさづけ」を知らなかったという。タイトルにあるように、メインは「秘密のケンミンSHOW」でも紹介された「サラダ寒天」など、寒天系デザートのレポート。いわれてみれば、ほんとうに秋田には寒天を...
-
あさづけ・米のデザート
「あさづけ」は漬物の浅漬けではなく、主に田植の時期から夏にかけてつくられる秋田の郷土料理。米を使ってつくるヨーグルトのように甘酸っぱい和風デザート。今はスーパーなどで年中販売されている。地域によって「こざき練り」「粉なます」などとも呼ばれ、農作業の疲れをいやし、祝儀、不祝儀など人の大勢集まるときのお茶うけとしても使われるごちそうであった。水にひたしたうるち米を、すり鉢やミキサーで砕き、水を加えてと...