二〇世紀ひみつ基地

  1. ホントは怖い与次郎稲荷伝説・エリアなかいち

    ▼与次郎のキャラ化にたまげる 秋田市中通一丁目地区(日赤・婦人会館跡地)市街地再開発事業「エリアなかいち」のオープンにあたり、昨年(2012)7月にマスコッ卜・キャラクタ一に就任した、飛脚の白狐 ・与次郎。 やけに眼光鋭く、とげとげしい表情は、与次郎の“恐ろしい祟り神”としての一面を表しているかのようで、どうも親しみを持てない。 以下に記すような、“内に深い闇を秘めた伝説の主人公”である与次郎を公共施設の...

  2. 与次郎を足蹴にする罰当たり・エリアなかいち

    秋田市中通一丁目地区(日赤・婦人会館跡地)市街地再開発事業「エリアなかいち」のオープンにあたり、マスコッ卜キャラクタ一に就任した、飛脚の白狐 「与次郎」。「与次郎」の担いでいる御状箱の「柄」、つまり、棒の部分が途中で分断された「仲小路」、そして「御状箱」が「エリアなかいち」を表していると解釈すれば、このキャラには「エリアなかいち」が、血税を投入した公共事業でつくられた文字通りの「箱物・ハコモノ」で...

  3. 哀れスギッチ・もぎ取られた左腕

    すでに報道されているように、16日の朝、秋田わか杉国体を記念して秋田市石材加工組合から寄贈され、八橋運動公園内に設置されていた、大会マスコット・スギッチの石像が、何者かの手によって破壊されているのが発見された。折られた腕は台座の上に放置されていたという。石像は数種類の石が組み合わされたもので、御影石の腕は相当な負荷をかけなければ切断されることはない。石像背面にも何かで殴ったような数カ所の傷が付けられ...

  4. 秋田の元祖ゆるキャラ「ナミー&ハギー」

    秋田の「ゆるキャラ」といえば、「秋田わか杉国体」のマスコットで、国体終了後は秋田県のマスコットキャラに抜擢された「スギッチ」を連想するが、その先輩であり、秋田に於ける「元祖ゆるキャラ」といえる「ナミー&ハギー」の存在を忘れてはならない。仲小路・ワールドゲームズプラザにて四年に一度、オリンピックで実施されていない競技を集結して開催される、スポーツと文化の祭典「ワールドゲームズ」が、秋田県を会場に開催...

  5. スギッチという「ゆるキャラ」を考察する

    ●「スギッチ」改造論「秋田わか杉国体」のマスコットキャラで、国体終了後は秋田県のマスコットに抜擢され、秋田の「ゆるキャラ」界で人気を一身に集める「スギッチ」。オリジナルデザインや、多くの国体選手がお土産に買っていったぬいぐるみは可愛らしいのだが、それが着ぐるみとなると、総じてバランスが悪くダサい印象を受ける。「中の人」の背が高すぎると、とくにバランスが崩てしまう。まるで緑色のイカのような上半身に、...