1. 象さんが「木内」でお買い物・昭和27年の春

    ▲昭和27(1952)年 新聞広告 秋田市広小路の老舗百貨店「木内」(きのうち)が、花見時に出した「さくらまつり」の新聞広告。 品目を見ると「純綿 キャラコ・天竺 特売会」「御徳用 はぎれの市」など、生地類が目につく。 ちょうど婦人の服装の主流が和服から洋服へと移行する時期で、既製服がまだ少なく、品質も良くなかったこの時代、多くの家庭が足踏みミシンを所有していて、とくに婦人・子供服は、主婦によるハンドメードが...