1. 「木内デパート」食品売場廃止と「一乃穂」誕生秘話

    2022年10月30日に「ABS秋田放送」で放送された、同局製作のミニドラマのなかで、秋田市広小路の「木内」がデパートとして機能していた時代の映像が流れていた。同局所蔵の映像で撮影は80年代と推定。 番組は2022年9月25日からスタートした、葵うたの 主演の「ぼなぺてぃ。召し上がれ秋田のお菓子たち!」。 県内のお菓子をドラマ仕立てで紹介する番組で「木内」店内の映像が流れる第5回目は「一乃穂」(かおる堂グループ) の “し...

  2. 1984 秋田駅前「エスポワール緑屋」オープン

    ▲2020.05 2020(令和2)年2月、秋田駅前「緑屋ビル」の土地・建物が「緑屋」創業家の手を離れ、東京の不動産・建設業「ベストウェイ」に売却された。 1968(昭和43)年「やまじんビル」としてオープン、1972(昭和47)年に家具・家電月賦販売の「緑屋」へと売却され、その後、裏側へ上階へと増殖を重ねた変形建築「緑屋ビル」と周辺の変遷については、下記関連記事を参照のこと。 関連記事 秋田駅前定点観察・変形建築「緑屋ビル」近...

  3. アトリオン南駐車場は「マルサン」秋田店創業の地

    ▼「アトリオン南駐車場」はかつて「マルサン」の駐車場だった ▲1989 新聞広告(部分) 秋田総合生活文化会館「アトリオン」の開館を前にした、1989(平成1)年11月1日、仲小路に「アトリオン南駐車場」オープン。1が4つ並ぶゾロ目の日。 ●当店ご利用案内営業時間/AM7:00〜PM11:00 ●お買い上げ 2,000円以上 駐車1時間無料 ●お買い上げ 3,000円以上 駐車2時間無料 マルサン 「アトリオン南駐車場」は元々、広小路に...

  4. 1972 横井さんフィーバーと秋田プラザの「グアム生活展」

    大東亜戦争終結から28年目の1972(昭和47)年1月、アメリカ領グアム島で、無条件降伏発令を知らされなかった残留日本兵・横井庄一が島民に発見される。2人いた戦友たちは発見から数年前に事故で亡くっていた。 「グアム島敗戦の状況を知っていただきたいと思い、恥ずかしいけれども帰ってきた」との、羽田空港に到着したときの第一声が「恥ずかしながら帰って参りました」と変化して、この時代の流行語となり、「ヨッコイショ」の...

  5. 80年代後半「キャッスルプラザ3F カルチャーフロア」の時代

    今回は、前回記事「1986 キャッスルプラザに透明エスカレーター登場」でも触れた、広小路「秋田キャッスルホテル」館内の「キャッスルプラザ」にかつて存在したカルチャーフロアに関するお話しを。 1985(昭和60)年の春「キャッスルプラザ」(旧・秋田プラザ) 3階に、ブックセンター、新星堂、ソニックプラザが新たに入居して、カルチャーフロアとしての様相を整える。 ▲1985(昭和60)年4月 新聞広告 3F 知性のワンダーラン...

  6. 1986 キャッスルプラザに透明エスカレーター登場

    ▲キャッスルのシースルーエスカレーター ▲2015.11 ▲2019.05 ▲2019.05 今回は「秋田キヤッスルホテル」広小路側の、サンルーム型シースルーエスカレーターのお話し。 1986(昭和61)年6月、その初期形態であるチューブ型シースルーエスカレーターが登場する。 ▲1986(昭和61)年 新聞広告 当時の「秋田キヤッスルホテル」(旧・秋田第一ホテル) 商業棟の名称は「キャッスルプラザ」(旧・秋田プラザ) 。「秋田プラザ」時代のこと...