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ドデンしたエロポスター・秋田駅前大屋根下
2011.09秋田駅西口、大屋根下、ニュー金座街ビル前、暖色のランプに照らされた可動式ボード(画像左下)に掲示された、もつ鍋屋の従業員の手によるものらしき、ハゲオヤジと水っぽい女が描かれた、妙な雰囲気の手描きポスターが、なんだか気になってデジカメに記録する。画像をパソコンに取り込んで、よく見ると左下に・・・・・・光り輝くチ×コが www描き手がそれを意識しなくても、少し表現がダイレクトにすぎるが、これは一種の「サブ...
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こしゃるみへ・秋田方言看板
秋田市保戸野にて「こしゃる」という方言は「こしらえる」=「つくる」が変化したことば。「何こしゃでだ?」=「何をつくっているの?」、「こしゃでけれ」=「つくってちょうだい」とも使われる。「つくる」よりも丁寧な印象を与える「こしらえる」には、「つくる」という意味のほかに、「ことばで相手をこちらの意のままにする」「言いくるめて納得させる」「だます」といった、「捏造」のニュアンスも含まれている。「捏造」の...
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お色気大作戦・超神ネイガーショー
ネイガーショーで唯一マイクを手に生声で演ずる(司会のトレビお姉さんを除いて)狂言回し役として、だじゃぐ組合班長のハン・カクサイ様の変わりに、同じく班長クラスの都会派・ゴンボホリー君が登場する機会が最近多い。ホリー君の「東京帰りのキザな田舎者」という設定は面白く、その標準語による語りも以前よりは随分こなれてきたが、ハン様による秋田弁の達者なマイクパフォーマンスにくらべると、やはり歴然の差があり不満が...
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ペコちゃんのつぶらな瞳に涙哉
「不二家」の今回の不祥事について、消費期限とか賞味期限の少しぐらいは切れたものでも平気で食べられるほうなので、始めは大げさに騒ぎすぎと感じていた。しかし責任をパート従業員におしつけたあげく、ほかの工場からも次から次へとボロがでて、もはや自主再建は困難との声もあるほどの取り返しのつかない事態におちいり、永年築き上げてきたブランドの信頼はもろくも崩壊してしまった。「愛と誠心(まごころ)と感謝を込めて、...
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クサレタマグラ・秋田方言
クサレタマグラなんさでもハマル「タマクラ」とは、鎌や鉈などの、刃物と柄の間をつなぎ止める金属製の輪っかのこと。肝心かなめな部品であり、これが壊れたり腐ったりすると使い物にならない。「タマクラ」が腐食して締まりが悪くなり、なんにでもハマル状態を、役に立たないくせに、何にでも口出ししてお節介を焼く者にたとえて「クサレタマグラ」と呼ぶ。それを肯定的にとらえれば、好奇心・弥次馬根性旺盛な者と拡大解釈するこ...
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ホジナシの語源を探る・秋田方言
秋田の方言「ホジナシ」の「ホジ」は、仏教用語の「仏・菩薩の本来の姿」を表す「本地」が語源で、その「本地」は後に「正気・本心」という意味にも使われるようになる。つまり「ホジナシ」とは、「本地=正気」が無い者、しっかりした意識が無いヤツを意味する。秋田では幼い子どもに「やっとホジ付いてきたなぁ」(しっかりした意識を持った子供に成長してきたな)というふうにも使われ、酒を飲んでつぶれた状態は「ホジを無ぐす...