1. 旧「後藤商店」に「モグネズ」間もなくオープン

    ▲2019.12 川のない橋・牛島橋たもと「秋田牛島郵便局」向かいのレトロ建築、旧「後藤商店」(後藤書店) に、2019年12月21日(土)、 varietystore「mogunezu」(モグネズ) オープン予定。 「石田珈琲店」喫茶「キトキト」を立ち上げた店主が経営する、焼き菓子と雑貨の店で、取扱商品などは文末の関連リンク先に。 思い入れのある、なつかしい建物に数十年ぶりに明かりが灯った。 ▲牛島橋跡と改装前の後藤商店 2015.10 ▲モ...

  2. 牛島橋たもと「後藤商店」(後藤書店) レトロ建築

    ▼旧「後藤商店」(後藤書店) 店舗改修 ▲2018.09 2018年9月下旬、川のない橋・牛島橋たもと「秋田牛島郵便局」向かいのレトロ建築「後藤商店」が小綺麗に改修されていた。 今(2018)から40年ほど前に書店を廃業、やがて住む人もいなくなり、貸家か売家となっていた物件。最近入居者が見つかり、どんな店になるのか不明だが、いずれは新規オープンの予定とのこと。 いつ解体されてもおかしくない懐かしい建物に、新たな息が吹き...

  3. 牛島商店街のGパン屋「ガロ」70年代前期

    70年代秋田のジーンズ・ブーム(3)   若者のあいだでジーンズがブームとなり、雨後の筍のように専門店が次々に誕生した1970年代前期、秋田市の牛島商店街にオープンしたジーンズ・ショップ「ガロ」牛島店のプリティな折り込みチラシ。 「牛島に新しく家族の店ができました」とあるが、その本店の場所は不明。 秋田におけるジーンズ・ショップのパイオニアであった「アメリカ屋」のシンボルと同じく、長髪にヘアバンドのヒ...

  4. 氷水屋と銭湯と・消える昭和

    季節外れな話題だが、秋田市内で営業していた昔ながらの氷水屋が、この数年間に次々と店を閉じた。その主な理由は経営者の高齢化と後継者の不在。 ▲「佐々木商店」2004.07 三皇祭の日 夏期以外は大判焼き・鯛焼きを商う、牛島商店街の「佐々木商店」通称・牛島のババの店。 切妻屋根の町家建築に、かき氷の氷削機および大判焼機による製造工程が外から見える出窓を設けた古典的スタイルの、大正・昭和の風情が色濃く残る店であ...

  5. 二〇世紀版「金照寺山」案内記

    太平川より百石橋と金照寺山を望む 05.05●金照寺山縁起金照寺山は楢の木が多く、一時期は楢の伐採地でもあったことから、古くは「楢山」と呼ばれていた。この「楢山」を起源とする地名「楢山村」は天正十九年(1591)の文書にその名が残るほどの古い地名。慶長七年(1602)、八幡坂の北側平地のあたりに、佐竹氏の転封にともない常陸から「天徳寺」(佐竹家菩提寺)が移される。以降「楢山」は「天徳寺山」と呼ばれるようになるが、...

  6. 千秋学園・・・金照閣そして・・・金照寺山麓今昔

    10.06羽越本線金照閣踏切。線路の向こうは金照寺山、後ろを振り向けば牛島商店街に突きあたる新屋敷(しんやしき)小路、左手に歩を進めると楢山寺小路。金照閣踏切の名は、踏切を渡ってすぐ右手にあった温泉旅館「金照閣」に由来する。まずは今から100年前にタイムスリップして、この場所に刻まれた記憶をたどってみよう。●陶育院・千秋学園の時代金照寺山より陶育院を望む 明治末期見渡すかぎりの田圃が広がっていた金照寺山の...