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花笑ふ千秋公園夜桜 2016
秋田市千秋公園観桜会 <a href="http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-177.html" target="_blank" data-mce-href="http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-177.html">二〇世紀ひみつ基地花見には空から酒が舞い降りた</a> <a href="http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-578.html" target="_blank" dat...
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小鳥のおみくじ芸・伝統の見世物
千秋公園のお花見の露店だったろうか、子どもの頃、小鳥使いのおじさんがあやつる「小鳥のおみくじ芸」を見た。舞台はミニチュアの神社。硬貨をくちばしで受けとった小鳥が参道を進み、さい銭箱にお金を落とし、お宮の鈴を鳴らして扉を開けて中に入り、おみくじをくわえて出てくる。足でつかんだおみくじをくちばしで開封して一仕事終えた小鳥は、おじさんの手から、ご褒美の餌をもらって鳥カゴにもどる。そのかわいらしい一連の仕...
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消えた昭和の灯・横町“すきま店”の終焉
2010.11最近は夕刻から店を開く横町の木村商店のシャッターが降ろされたまま、閉店時も外に出ていた年季の入った陳列台も撤去されていた。気になって近所の人に尋ねたら、木村のおばあちゃんは至って元気だが、販売不振を理由に先ごろ店を畳んでしまったという。2003.07裸電球のもと、果物・菓子・おにぎり・パン・弁当などが所狭しと並ぶ小さな店。横町の名物店であった、24時間営業の木村商店のことを、僕らは「すき間みせ」と呼...
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千秋公園「鯉茶屋」界隈今昔
時代は大正の始め頃、カメラは本丸から、桜花咲く二の丸の鯉茶屋付近を見下ろしている。こちらは大正末頃の同地点。開放された二階のある鯉茶屋は、数年前に建て替えられるまで、ほぼこのままの姿で残っていた。明治三十八年頃の創業で、初代経営者が店の前に広がる胡月池に群れる鯉にあやかり、鯉茶屋の名を付けたという。看板の文字は「即席 御料理 寿し」。その下に籐細工の乳母車二台。鯉茶屋の向かい、桜のもとでは食べ物屋...
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露店にミドリガメがいた昭和40年代
祭りに花を添える露店も、最近は消えモノ(食べ物)が大半を占め面白味に欠けるが、県内有数の露店が並ぶ土崎の祭りとなれば、カブトムシやクワガタなど昆虫をあつかう露店や、「ミドリガメすくい」の露店など、珍しいネタに遭遇する確率も高い。一回200円で「金魚すくい」と同様の針金付きモナカでミドリガメをすくう、非常に難易度の高いというか、まず取ることのできない、いかにもテキ屋的な遊びである。それにも関わらず、小...