-
大衆駄菓子酒場「ままごと屋」
ままごと屋・秋田市山王二丁目ホーロー看板を外装にした昭和レトロ居酒屋「半兵ヱ」で有名な、ドリームリンク(秋田市)が経営する、市役所に近い「ままごと屋」は、昭和二十~三十年代の駄菓子屋をイメージした居酒屋。今後、全国でフランチャイズ展開する予定という。外装に使われているポスター類は、「半兵ヱ」のホーロー看板のような実物ではなくレプリカなのだが、我々の世代にとって心躍る昭和レトロビジュアルに満ちている...
-
♪愉快なロンドン♪楽しいロンドン‥‥
川反四丁目で約三十年間営業を続けていた「キャバレー・ロンドン」が店を閉じ、あの昭和風俗遺産とも言えるレトロ看板があった建物は改装され、新しい店になっていた。在りし日のロンドン70年代後半から80年代前半、秋田放送の深夜番組「11PM」の枠で流れていた、英国近衛兵の帽子にミニスカの女性たちがラインダンスを踊る、キャバレー・チェーン「三経ロンドングループ」のテレビCMは、耳に残るCMソングとともに強いインパクトを...
-
いけばなストリート vol.2
竹青華道会秋田支部いけばな展06.09.23秋田市通町商店街-----------関連リンク生け花の野外展示という試みいけばなストリート vol.1...
-
西暦2077年の日時計
秋田市八橋運動公園八橋運動公園に「小原型精密日時計」が設置されてから約三十年の時が流れ、今ではその存在に気を止める人も少ない。この日時計モニュメントは、昭和五十二(1977)年、秋田県時計貴金属眼鏡商組合連合会が、時の記念日の行事として秋田市に寄贈したもので、その年の時の記念日(六月十日)に除幕式が執り行われた。日時計の台座部分には、タイムカプセルが収納され永い眠りについている。その中身は、市勢要覧、...
-
川反五丁目小路・定点観察 その2
川反五丁目小路に建設中のビルも完成。二階が「稲庭うどん処 佐藤養助 大町店」、オープンは九月下旬。2006.092004.03----------関連記事川反五丁目小路・定点観察...
-
サーチワード公開・06.08月分
以下は、八月中、閲覧者がどのようなサーチワードで、このブログにアクセスしたかを解析したグラフである。06.08月分1位の「††††††」は解析不能。ジョニー君はあいかわらず、あちこちに出没し見物人をたぶらかしているようだ。まるで生きているかのような、あの不思議な動きには驚かされてしまうが、きっとタネがあるに違いないと検索しているに違いない。夏の盛りの8月、常連のキーワードにまじって「広栄堂」が4位にランクイ...
-
八橋山王さんの秋祭り・平成十八年度
日吉(ひえ)八幡神社秋季大祭(山王祭)九月十六日・宵宮九月十七日・本祭山王さんの秋祭りは秋雨の時期とかさなり、曇りか雨模様の日が多い。今年も十七日は小雨との天気予報だったが、本祭の当日はほとんど雨も降らず、おだやかな一日になった。宵宮の夜・大町日銀前お旅所入り今年のお旅所は通町の「きせや」奉納竿燈・「きせや」駐車場ダースコちんどん隊-----------関連記事山王さんの秋祭り平成十七年度...
-
蔦のからまる医院・座頭小路
初夏から晩夏にかけて、土手長町通りを通ると、青々と蔦におおわれた、旧安田医院の建物に眼が惹きつけられる。旧安田医院04.05建築は大正か昭和初期だろうか、いずれにしろ、市内に残された洋風病院建築物ではもっとも古い物件と思われる。正面二階ファサード季節ごとに装いを変える蔦のからまる建物は、街の喧騒の中にあって、そこだけが時の流れが停止したかのように、静かにそこに存在する。_________関連記事伝説の大イチョウ...
-
伝説の大イチョウ・座頭小路
秋田市・歴史の小路(三)中通五丁目、土手長町通りにある、ホテル・ルートイン(旧アキタニューグランドホテル)の北側の小道を座頭小路という。座頭小路右にホテル・ルートイン(スーパー健康ランド・華の湯)そのむかし、小金持ちだった下亀ノ丁(現・大町二丁目)の座頭が、ここを通りかかったところ、金目当ての邪悪な武士にねらわれ惨殺された。このとき座頭の握っていた杖から芽が出て、みるみる根を張り、やがては大きなイ...
-
「キリスト看板」という公害
東日本を中心に街に氾濫する、黒地に白と黄文字で聖書の一節が書かれた、なかには「死後裁きにあう」などいう脅迫めいた文言もある不気味な看板を、路上観察者および看板マニアたちは「キリスト看板」と呼ぶ。これらの看板を貼りまくってる団体は宮城県の「聖書配布協力会」。ワゴンの街宣車で聖書の辻説法を陰気な声でたれながしてるのも同じ団体で、街宣車を走らせながら、看板を貼る場所を物色する。自分は遭遇したことはないが...
-
ホジナシの語源を探る・秋田方言
秋田の方言「ホジナシ」の「ホジ」は、仏教用語の「仏・菩薩の本来の姿」を表す「本地」が語源で、その「本地」は後に「正気・本心」という意味にも使われるようになる。つまり「ホジナシ」とは、「本地=正気」が無い者、しっかりした意識が無いヤツを意味する。秋田では幼い子どもに「やっとホジ付いてきたなぁ」(しっかりした意識を持った子供に成長してきたな)というふうにも使われ、酒を飲んでつぶれた状態は「ホジを無ぐす...
-
あさづけ・米のデザート
「あさづけ」は漬物の浅漬けではなく、主に田植の時期から夏にかけてつくられる秋田の郷土料理。米を使ってつくるヨーグルトのように甘酸っぱい和風デザート。今はスーパーなどで年中販売されている。地域によって「こざき練り」「粉なます」などとも呼ばれ、農作業の疲れをいやし、祝儀、不祝儀など人の大勢集まるときのお茶うけとしても使われるごちそうであった。水にひたしたうるち米を、すり鉢やミキサーで砕き、水を加えてと...
-
’06PMA・夏の終りの淋しさ
The Power of Music from AKITA 2ndザ・パワーオブミュージックフロムアキタ9月2日 前夜祭(サンパティオ大町)9月3日 大町通り界隈 8会場前夜祭TAKASE'Band昨年は、土曜の夜のトワイライトコンサートの感覚で、ゆったりと楽しめた前夜祭だったが、この夜の中庭には立錐の余地もないほどの人があふれていた。明けた3日の本番、夏の名残りをとどめる青空に、ときおりの風が心地よく吹き抜ける、さわやかな好天。「あくら」...
-
打楽器とオノマトペの怪人・山口とも
第6回あきたエコ&リサイクルフェスティバル山口とも「廃品打楽器パフォーマンス」06.09.02秋田駅前・アゴラ広場パーカッショニストの「山口とも」が秋田に来ることを直前に知り駅前にでかける。ステージから離れた場所から、両足にはキムチが入っていたというブリキ缶を履き、頭には一斗缶、腰には自動車オイルの缶でつくった太鼓をさげ、歩きながらけたたましい音を立て、奇妙なオノマトペ(擬音語)を叫びながら登場しステージ...