1. 1973 川反に「天ぷらそば自販機」登場

    今年(2016)の早春、秋田市土崎港「うどん・そば自販機」設置店「船舶食料商・佐原商店」の廃業から、「道の駅あきた港 セリオンリスタ」への自販機移設・復活までのいきさつを、超ローカルネタにも関わらず、テレビ・新聞からネットニュースまで、多くのメディアが伝えていた。 今回の過剰な報道に到るきっかけとなったのが、昨年(2015)3月、NHK総合で放送された『ドキュメント72時間 秋田・真冬の自販機の前で』。とき...

  2. さようなら「斉藤もちや」氷水と大福餠

    ▲斉藤もちや 2005.07 秋田市楢山本町で昭和10(1935)年創業の老舗「斉藤もちや」が今年(2016)の春頃に廃業。 営業品目は「大福餅・のし餅・お供餅・赤飯」など。夏は氷水屋を兼業、ふんわりときめ細やかなかき氷に、自家製の白玉と餡を添えたものが定番で、真向かいに秋田市内で最後の銭湯となった「星の湯」があるため、内風呂普及率の低かった時代、夏の夜は銭湯帰りの客でにぎわったものだ。 斜め向かいには「生グソ」(生...

  3. 街の電気屋・乾電池自販機・昭和レトロ

    2016.09 秋田市保戸野の電気屋の店頭に設置された「東芝乾電池自動販売機」(芝浦製作所製)。 500円硬貨対応機だが、「500円」の文字はガムテープで隠されている。500円硬貨が登場したのは昭和57(1982)年。それ以降の製造だから、今(2016)から30年ほど前の機械だろう。 かつては東芝ストアーなど、街の電気屋の店頭に多く設置され、休業日や夜間などに電池が切れたとき、便利な存在だったが、24時間営業するコンビニの普及によ...