「お菓子のくらたビル」に「竹半スポーツ」移転

川端たぬき

お菓子のくらた・竹半スポーツ
▲2015.01

2014年2月に閉店した「お菓子のくらたビル」に、サンパティオ大町の「竹半スポーツ」本店が規模を縮小して移転、オープンは1月15日の予定。

※2018.07追記
「竹半スポーツ」は2018年5月中旬に閉店。同年8月アトリオン地下一階に転移しリニューアルオープンとのこと。

※2020.07追記
2020年7月「竹半スポーツ」はアトリオン地下一階から、保戸野すわ町の菊谷小路に再移転。保戸野小学校に近い廃業した老舗文具店「のてや」旧店舗に移転する。

竹半スポーツ
▲サンパティオ大町・竹半スポーツ 2015.01

サンパティオ大町
▲サンパティオ大町 2008.05

左手に施設内最大面積の「竹半スポーツ」。

1997年3月、「秋田魁新報社」跡地に「サンパティオ大町」オープン。運営する「秋田パティオ協同組合」の初代理事長は、当時「竹半スポーツ」代表取締役であった竹屋直太郎氏。氏はこの地の再開発に心血を注いでいただけに、撤退するとは思ってもみなかった。

お菓子のくらた
▲婦人会館・日赤跡地 2003.07

1970(昭和45)年4月、湯沢市の老舗菓子店「くらた」が仲小路に秋田店を開設。

1977(昭和52)年10月「お菓子のくらたビル」オープン。
一階・菓子店舗、二階・パーラー、三階・洋菓子工場、四階・パン工場、五階・社員寮。

新たにパン・デニッシュ・ドーナツの製造販売を初め、二階にパーラーを新設。

北・西方向に大きく開いたガラス張りのパーラーは、焼きたてのパン類、抹茶・玉露に和菓子のセットやランチも提供し、主に女性客でにぎわっていた。

お菓子のくらた

▲90年代初頭

1998年、秋田赤十字病院が秋田市上北手に移転。以降、売上げが激減、パーラーも一時閉鎖。隣に明徳館ビルがオープンした機会に再開するが長続きせず。

お菓子のくらた
▲2005.03

店舗前の電話ボックスは最近撤去された。

2012年7月、婦人会館・日赤跡地に「エリアなかいち」がオープンするも、期待した売上げは微増にとどまり、開店から約44年、2014年2月に閉店する。

現在(2015.01)お菓子の「くらた」は、県内で11店舗を経営、その内、秋田市内に4店舗がある。

エリアなかいち
▲エリアなかいちより 2012.07

お菓子のくらた
▲エリアなかいちより仲小路を望む 2012.10


お菓子のくらたビル

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