模型の名店「MODEL・1」旧「野村教材社」
▲2022.01
秋田市中通六丁目、南通り沿いに建つ、スリット窓が並ぶ、湾曲したファサードが特徴的なビル。設計「小野建築研究所」。
2022年現在、介護事業の「中通地域包括支援センター 幸ザ・サロン」が入居するビルが竣工したのは1984(昭和59)年のこと。
南通りの道路拡幅工事に際して、同地の「時田家具店」が新店舗「時田家具センター」を建設、1984(昭和59)年12月にオープンする。
▲新聞広告
1990(平成2)年11月「時田家具センター」1階に、総合模型店「MODEL・1」(モデル・ワン) オープン。
▲新聞広告
(野村教材改め)と註釈があるように「MODEL・1」の前身は、秋田市川反一丁目の「オリンピック釣具店」の並びで営業していた「野村教材社」。
1950(昭和25)年、学校教材・文房具の卸し・小売店として創業した「野村教材社」は、のちに模型店に転業。
もともとマニアのあいだで定評のある「野村教材社」だったが、規模を拡大してリニューアル・オープンしたことで、東北屈指の模型店と称されるようになり、定期的に作品コンテストなども開催していたが、2001(平成13)年に惜しまれて閉店した。
上掲広告の案内図に見える店名をピックアップすると
秋田銀行・共石GS・時田家具センター・佐藤染物店・川島印舗・ヨロズヤ(リサイクルショップ)・大丸(呉服店)・塩谷信誠堂(理・美容機器)
このなかで今も存続しているのは「秋田銀行」南通り支店のみとなった。
野村、懐かしいですね。
子供の頃、よくプラモデル買いに行ってました。
秋田を離れてもう30年近く。
場所を移転、改名、閉店しているとは知りませんでした。