マルシメ鎌田の酒まんじゅう

昭和三十五年(1960)新聞広告
○〆(マルシメ)鎌田の「酒まんじゅう」は、駅の売店、駅前の鎌田会館、さかのぼると金座街でも販売され、漂う湯気と、ほのかな酒の香りは秋田駅前の風物詩であり、「金萬」と並ぶ手土産の定番だった。

たけや製パンの「酒まんじゅう」
「酒まんじゅう」は店頭で蒸し上がった温かいやつを買って、冷めないうちに食べるのがベスト。その香りは、嗅覚に訴える香りの看板。

昭和三十九年(1964)新聞広告
金萬よりも食べごたえがあり、価格も庶民的だった鎌田の「酒まんじゅう」が、嗜好の変化により売り上げが減ったためか、いつの間にか姿を消したのは、昭和五十年代後半のことだったろうか。
木枯らしの吹く夕べ、父さんがホカホカの「酒まんじゅう」をぶらさげて帰ってきた。それは遠い日の想い出の一コマ。
鎌田の酒まんじゅうは、既になくなっていたのですね><;
ステーションデパートの時代が
秋田らしくて良かったです^^;