だるま祭りの宵

川端たぬき



秋田の町に春を告げる、川反一丁目、福一満星辻神社のだるま祭り。
宵祭りの十二日は、六月中旬の気温という暖気に、昨日までの肌寒さが嘘のよう。
恒例の雨もぱらつき、宵宮の夜は更けてゆく。

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闇のなか、白熱灯のあかり輝く夜店は、二〇世紀的郷愁装置。

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Comments 2

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harropage

 上肴町の住人だったので、だるまさん祭りは、春一番の屋台がとても楽しみでした。学校から帰ると真っ直ぐに出かけ、お金はないので、屋台を見たり、的屋のお兄ちゃんと仲良くなって崩れたかたぬ菓子で遊ばせてもらったりしました。最近は暖冬傾向で千秋公園の桜が早く咲くようになったので、だるまさん祭りとの間隔が狭くなりましたが、以前は随分と期間があいていて、もうすぐ春になるなという感じの時期でした。

たふらんけ。

上肴町に住んでおられたのですか。
秋田市では最も早く露店が出るお祭りですから、近くの子どもたちは待ち遠しかったのでしょうね。
だるまさんのお祭が近づくと、街角に沈丁花の濃厚な香りが漂いはじめるのが恒例で、このお祭といえば沈丁花のことを連想するのですが、今年は大雪の影響でしょうか、まだその香を聞いておりません。

  • 2006/04/14 (Fri) 21:08
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