広小路に魔除けの結界?

ここ数日のあいだに、広小路のアーケードの柱が赤く塗り替えられた。
それはまるで稲荷神社の幾重にも連なる朱色の鳥居のよう。


キャッスル前

この景観を無視した違和感のある、センスのかけらもないペイントは一体何なんだ。

赤は生命力と活力の象徴であり、また災厄を防ぐ魔除けの色。おそらくは、さびれきった街に見た目だけでも活気を取戻そうとの振興組合の意図があったのだろうが、結果は街の景観を大きく壊すことになった。

全ての柱が塗り替えられてしまったと思ったら、「木内」前とその駐車場前だけは以前の濃緑色のままでホッとする。「木内」だけが塗り替えに反対したのだろう。歴史ある昭和レトロ建築には、派手で落着きのない赤い柱は似合わない。それが普通の感覚だと思うのだが。

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木内前

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2003.04

2003年4月時点の木内前のペインティングはオフホワイト、その他の柱にはパステルカラーのアクセントが入っている。その後すべてがダーククリーンに統一され、今回の塗り替えに至る。


為五郎

なにか塗る前の下地でないすか?
なんぼなんでも・・・ありえねすべ。

2006.12.23 Sat 12:42
kumako

マジですか???
わー、おととい通った時気が付かなかったな…

2006.12.23 Sat 14:25
たふらんけ。

自分も最初は下塗り塗装だと思いました。
でもツヤのある塗装はどうみても仕上げで、
これがもし塗り直しのため下塗りだとしても、
木内前だけが以前のままというのが不自然です。
今後変化がありましたら報告します。

それにしても、それまで意識しなかった柱が、
赤く塗られたことで、やたら目立って目障りだ。

2006.12.23 Sat 17:18
なおき

あの赤はちょっとびっくりですね。

キャッスルホテルの中で仕事をしている者ですが、柱が赤くなったのはびっくりしました。下塗り塗装だと思いたいです。変化があったら報告します。

2006.12.24 Sun 01:20
harropage

昨日確認いたしました

 このエントリーをみて、早速確認に向かいました。
 話題作りなのかもしれませんが、閑散さが余計に強調されると感じました。

 「上中城の高台」も暗くなってからでしたが一回りしてみました。独特な雰囲気のある一角、暖かい日中に自転車で再訪してみます。

2006.12.24 Sun 07:48
田中

はじめまして、秋田について思うこと

今晩は、田中と申します。現在秋田を離れておりなつかしい写真、イラストにめぐり合って思わずコメントしてしまいました。
懐かしい秋田の風景は高砂堂というなら佐野薬局、手形といえばトロッコ線路です。
秋田を離れて無明舎の本を読んだりしています。昭和30年代(もっと昔か?)の写真集よかったです。
鉱山博物館が変わらないでいてくれるのがうれしいです(入ったことないけど)。
協同社閉店のときの社長のコメントは泣けました。

2006.12.24 Sun 23:44
ヨーサム

アーケードの柱のカラーチェンジ、俗悪極まりない着色とセンスのなさに呆れますね。

これが商店主らの発案だとすれば、街区の発展は望み薄。行政のアイデアだとすれば市民の意向を聴かない硬直化に腹立たしさを覚えます。

2007.01.04 Thu 15:10
 秋田県立図書館に向かう途中で、たふらんけさんの「広小路に魔除けの結界?」を確認することにした。 広小路に入ったとたん、本当に鳥居だわ。いくらおいなりさん巡りが好きでもこれはいけません。 確かに「木内」前は濃
2006.12.24 (Sun) 07:41 | HarroPage