郷愁の駄菓子屋・牛島商店街

07.7.8
梅雨時とは思えぬ、例年になく雲ひとつない晴天に恵まれた、今年の牛島の祭り。歩行者天国となる牛島商店街に存在する、昭和レトロ遺産「牛島のババの店」は、かき氷機もいまだ出されておらず、昨年と同様に閉店状態であった。
一方、「ババの店」に近い、商店街のもうひとつの名物店である駄菓子屋は、この日だけは盛況で客足の絶えることがなく、おばあちゃんも大忙し。

07.7.8
牛島小学校が近くにあった時代は、下校時の子どもたちでにぎわった駄菓子屋も、小学校の移転、住民の高齢化で子どもの数は少なくなり、最近では昔を懐かしむ大人の客が多いという。

店内 03.11
その昔、町内に一軒はあって、小銭を握りしめて「ごめんくださ~い」と入っていけば、店番のおばあちゃんが障子をあけて出てくる。そんな駄菓子屋も、秋田市内では、かろうじて数軒残るのみとなり、いずれは街から消えてゆく運命にある。
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