広小路堀端・定点観察

07.12 広小路
ここ数年のあいだに、広小路「木内」向かい、堀端の店舗が次々に解体・整地されて売りだされている。

04.04 旧瀧不動産・旧マルキン本店(消失物件)

04.04 旧マルキン本店(消失物件)

新聞広告 昭和39年
金座街にも店があった、カバンの「マルキン」
西角地の建物に初期入居していたのは、昨年倒産した「瀧不動産」、「竹半スポーツ」「小泉薬局」。「マルキン」二階には喫茶「バニラ」が入っていた。
古川堀反通りのカトリック教会の向かい、以前「宮崎写真館」が営業していた古い建物が、平成18年(2006)1月に解体されたのを手始めに、平成19年(2007)には角地の旧「瀧不動産」、次に旧「マルキン本店」が解体され、年末に護岸補強工事も終わり整地が完了した。

06.11 古川堀反通り

07.12 古川堀反通り

06.04 堀越に広小路を望む

07.12 堀越に広小路を望む

03.05 中土橋より古川堀反通りを望む
昭和40年前後の住宅地図によれば、中央の建物は旅館「寿月荘別館」と「宮崎写真館」。「寿月荘」の本館は中通にあった。

08.03 中土橋より古川堀反通りを望む
建物に隠れていたカトリック教会が丸見えになっている。
この周辺の堀端の土地は、お堀を埋め立てて造成されたため、今でも旧城主佐竹家の所有地が多い。
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