東電前融雪道路・広小路

昭和四十一年(1966)、東北電力の広告より「秋田県最初の電機融雪道路」
このころの広小路の歩道は、歩行者数が多かったため、積雪期には踏み固められた雪が、テカテカのアイスバーン状態になることが多く、そのなかにあって東北電力前にできた融雪道路は、当時は画期的なもので、そこだけ春が来たかのような空間が物珍しく、立ち止まり一服する人も多かった。
同じころ車道には、地下水を汲みあげて噴水状に散布する融雪装置が一時期あったと思うが、この方式は、地盤沈下の恐れがあると中止された。なお、現在お堀側の歩道には、地下水循環式の融雪装置が敷設されている。
東北電力の隣、ヤマザキ靴店のあとには、秋田初のケンタッキーフライドチキンが進出したが数年で移転し、その後ろに「スキースケート用品」の看板があがる、ヤナギヤスポーツもしばらく前に閉店してしまった。