千秋公園の水鳥モニュメント二題
阿部米蔵によるパブリックアート・その5

阿部米蔵「少女と鳥」昭和36年(1961)
アヒルのくちばしから吐き出された水が池に注がれる噴水仕掛けのブロンズ像。千秋公園二の丸に設置されて間もなく、アヒルの首が切断される事件があり、それを継ぎ合わせた痕跡がある。


阿部米蔵「渚の白鳥」昭和29年(1954)
右が原型、左が現状
新制作協会展に初入選した翌年に制作した初期の白セメント彫刻。千秋公園二の丸の、もともとは市立美術館(現・佐竹資料館)前の長方形の池のなかに、水と一体化した噴水仕掛けのモニュメントとして造られた作品だが、現在は佐竹資料館前の花壇の片隅に、その残骸が残る。

市立美術館(現・佐竹資料館)
秋田市立美術館は、八橋油田の開発で秋田と縁の深い帝国石油株式会社(現・国際石油開発帝石株式会社)から寄贈された500万円の建設資金をもとに、昭和33年(1958)6月開館。この彫刻はそれ以前から存在したことになる。
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阿部米蔵によるパブリックアート・その3
二〇世紀ひみつ基地 自由の群像・八橋陸上競技場前モニュメント
阿部米蔵によるパブリックアート・その4
二〇世紀ひみつ基地 交通安全のモニュマン・山王大通り

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アヒルのくちばしから吐き出された水が池に注がれる噴水仕掛けのブロンズ像。千秋公園二の丸に設置されて間もなく、アヒルの首が切断される事件があり、それを継ぎ合わせた痕跡がある。


阿部米蔵「渚の白鳥」昭和29年(1954)
右が原型、左が現状
新制作協会展に初入選した翌年に制作した初期の白セメント彫刻。千秋公園二の丸の、もともとは市立美術館(現・佐竹資料館)前の長方形の池のなかに、水と一体化した噴水仕掛けのモニュメントとして造られた作品だが、現在は佐竹資料館前の花壇の片隅に、その残骸が残る。

市立美術館(現・佐竹資料館)
秋田市立美術館は、八橋油田の開発で秋田と縁の深い帝国石油株式会社(現・国際石油開発帝石株式会社)から寄贈された500万円の建設資金をもとに、昭和33年(1958)6月開館。この彫刻はそれ以前から存在したことになる。
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