1983「本金タワー」倒壊

川端たぬき

昭和五十八年(1983)五月二十六日昼過ぎ、秋田県能代西方沖約100kmを震源とするマグニチュード7.7の日本海中部地震発生、秋田市大町二丁目では、本金デパートの名物「本金タワー」が倒壊し屋根を直撃、四階で催事の準備をしていた主婦三人が下敷きになり、一人が帰らぬ人となった。


倒壊直後

ガラス張りの展望室は潰れ、その上のタワー上部が倒壊し、屋上に増設されたプレハブの屋根を突き破っている。

20050725201503.jpg
倒壊現場

20050725201416.gif
倒壊図

本金デパートのシンボルだった「本金タワー」の倒壊は、その後の「本金」の運命を象徴するような、印象的な事件であった。

関連記事
エレベーターガールと恋と家出
お家も見えるよ「本金タワー」
大町二丁目通り変遷


Comments 3

There are no comments yet.
古豆
むう・・・

昨日のようです。ここから2キロ位離れたビルの3階の窓から波打つ街を見ておりました・・・

ノスタルジアとしては、学生時代毎夏休みにお中元配達のバイトをしてました。
あと、トヨタからパブリカが発売されたとき、一階に「秋田パブリカ」という会社とショールームが置かれてたのをご存知ですか?1960年代初頭・・・

  • 2005/07/26 (Tue) 20:50
  • REPLY
たふらんけ。
そんなのがあったんですか

60年代初頭といえば、本金デパートが出来て間もないころですね。
あまりにも古いことなので、知りませんでした。
本金と名店街の二階、そして隣の竹谷ビルが繋がっていて便利でしたね。

  • 2005/07/27 (Wed) 22:06
  • REPLY
suede

本金に無印良品売ってたな。。

  • 2021/10/29 (Fri) 12:16
  • REPLY