軒先の宗教看板対決・黒と白・原罪と反原罪
2003.04
黒地に白字の「キリスト看板」に対抗するように貼られた、白地に黒字の「ピースプレート」。
人間の原罪を説く「聖書配布協力会」が設置する「キリスト看板」に対して、原罪を全否定する「白光真宏会」の外郭団体が設置する「ピースプレート」。
「キリスト看板」と街宣車で知られる「聖書配布協力会」は、宮城県のキリスト教原理主義団体。
「世界人類が平和でありますように」と記された「ピースポール」および「ピースプレート」を世界各地に設置する「WPPS (The World Peace Prayer Society)」 または「五井平和財団」は、富士宮市を本拠とする、大本教系の教団「白光真宏会」から派生した平和運動団体。
「世界人類が平和でありますように」は「白光真宏会」の創始者・五井昌久による祈りのことばの冒頭部分。それにつづく文章は「守護霊様ありがとうございます、守護神様ありがとうございます」と結ばれている(全文は下記関連リンク先に)のだが、街角でよく見かけるその物件が、宗教団体がからんだものであることは意外に知られていない。
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関連リンク
五井昌久 - Wikipedia